ケガをしたら痛い 8/1-8/7の週報

ケガをしたら痛い 8/1-8/7の週報

2022.08.08

息子の保育園が再開した。コロナに罹患して約2週間。その間、家族で一緒に過ごせて良かったと思う気持ちもあるけれど、やっぱり保育園に預けて仕事ができるとホッとする。

その日は、久しぶりの保育園を頑張った息子を思いっきり甘やかすことにした。ずっとお家にいて、たくさん我慢もしたし。彼のやりたいこと、行きたい所、欲しいもの。出来るだけ彼の気持ちを阻まないようにするのだ。

保育園を出ると早速、ドラッグストアを指差して「こっち!」という。うん、入ろう。こないだまで辿々しかった歩き方もどこへやら。たくましい足取りで店内をぐんぐん進む。そして、冷凍庫の前で「これこれ!」とアイスを指差す。おうおう、いつの間にアイス売り場を覚えたんだ君は。バニラアイスを買う。お店を出ると次は踏切で電車を3本見届け、バス停でバスの運転手さんに手を振り、区役所の広場で走り回り、そして、お気に入りの歩道橋へ登った。

大井町線を跨ぐようにかけられたその歩道橋からは駅がちょうど見下ろせる。そして、線路の先には夕日もバッチリ見える。僕も好きで、夕方のお散歩ではよく通る。

抱っこしながら駅に滑り込んでくる電車を眺め、さーて帰ろうか!と下ろした瞬間、気持ちが高まったのか、歩道橋の下り階段に向かって彼は猛ダッシュを始めた。わわ、危ないよ!待ってー!と言った時には時すでに遅し。スロープの真ん中で、つんのめるように転んだ。

そして、これでもかと言うくらいに顔面を擦りむいた。

お母さんは、いつも子どもの先回りをして怪我をしないように、危なくないように、事故を未然に防ぐ。僕はそれをみて、怪我をするくらいでちょうどいいし、動き回りたい年頃だから、色々やって、試して痛い目を見たらいいと思っていた。「失敗をしても、やらないよりマシ。」と、いうし。

けれど、実際に痛そうにしている息子を見て、なぜ抱っこから下ろした瞬間手をつながなかったか。むしろ抱っこしたまま階段を降りるべきではなかったか。そもそも、今日彼のやりたいようにやらせよう!と思った気持ちが正しかったのか、すっかり自信がなくなってしまった。

僕は元来、リスク管理が下手くそだ。色々やる。けど失敗も多い。恥も多い。それを、経験値が多い、ということにして、目を瞑ってきた。けれど、そろそろ失敗についてよく考える時が来たのかもしれない。自分が傷つくだけならともかく、周りの人を傷つけることはしたくないからだ。

これまではほとんど個人事業主のような働き方だった。けれど、ここ数年で一気にチームで働くことが増えた。これからも一緒にお仕事をしたい頼もしい人たちが周りにたくさんいる。その人たちのことを考えると、これからは安易に「やってみりゃ良いじゃん」とは言えない。

冷静に振り返ってみて、「やってみりゃ良いじゃん」と言って、きちんと計画を立てたり、予測をすることを避けてきただけのことはなかっただろうか。本当に取るべきリスクと、シンプルに避けた方が良いリスクを吟味してきただろうか。一番いけないのは、いつも「やってみりゃ良いじゃん」一択で、よく考えることを放棄してしまうことかもしれない。

息子は驚異的な回復力で、どんどんかさぶたが剥がれていく。ホッとすると同時に、彼が思いっきり遊べるように、僕が出来ることは「やっていいよ」ということ以外に沢山あるなと思う。

今週の主な出来事

・3ヶ月の赤ちゃんとママの撮影
コロナの流行に伴って一回キャンセルした撮影を、かなり小規模に変更して実施。このタイミングでできて本当に良かった。

・1年半作り続けていた東京都市大学、都市生活学部のパンフレットを遂に納品
2021年の2月から始まったプロジェクトが、ついに終結。まだ事務仕事は残っているけれど、一気に脳のキャパシティが増えた気分。このプロジェクトについては、違う形でプロセスをまとめたい

・「駒沢給水塔風景資産保存会」(愛称『コマQ』)のお仕事スタート
駒沢にこんなに素敵な給水塔があったなんて知りませんでした。世田谷の地域に関わる仕事が増えて嬉しい!

・Singaporeのテイクアウト専門和食屋さんのデジタルサイネージデザイン
かたや世田谷から遠く離れたシンガポールのお仕事もスタート。現地の様子を直接見られないのは残念だけれど、楽しく作りきりたい!