デザイン制作の事業に屋号をつけました

デザイン制作の事業に屋号をつけました

2021.03.21

独立して以来、clockhourの名前で仕事をはじめて今年で10年目になります。

最初の頃は、身近な人たちにご相談いただいたウェブサイトや名刺を1人でコツコツ作っていました。今ではご相談いただくお仕事の規模も領域も、ぐんっと広くなりました。あわせて制作に関わってくださる人も増えました。Flussやピアノ教室の事業もあるし、本当にありがたいことだと思います。

clockhourは屋号をつけるのがどうにも気恥ずかしくて、駄洒落でつけた名前です。「素早く読むとクロカワて聞こえるんです」と何度も説明するのもそれはそれで恥ずかしい!と、あとになって気づくのですが、今ではそれにも慣れました。会社化するときも、取得していた clockhour.jp をそのまま使いたかったので株式会社clockhourとして登記。今に至ります。

ですが、2-3年前からclockhourという名前の具合がわるくなってきていました。アルバイトや業務委託、外注の形でクロカワ以外の人が制作に関わってくださる機会が増えたからです。もともと自分のやり方や名前を誇示したい気持ちもありません。ものを作ることを通して何がしたいか。何を大事にして仕事をしているのか。頼むと何が起きるのか。クロカワ個人に紐づいた名前ではなくて、業務を通して目指していることに立脚した名前にしたいなと考えるようになりました。

SHIPYARDという名前は、1年以上前に決めました。
新しい挑戦をする方の航海を供にする、船を作るような気持ちでいたいので、”SHIPYARD(造船所)”。

自分の中で馴染むまで1年ほど待って、会社名はそのまま残し、デザイン制作に関する事業をSHIPYARDという名前にすることを決めました。そして、去年の夏、大好きな阿部くんにロゴを。イメージ映像を、素晴らしい折り紙をつくる敬愛する12才の折真くんと、毎度お世話になりっぱなしのカメラマン、後藤くんと作りました。ウェブサイトは一緒にウェブサイトを制作している嵯峨山くんに、いつも通り手伝ってもらっています。

これを機に、さらに多くの方の力を借りながら、もっともっとたくさんの方の船出に関わりたい。そして、自分自身も会社としても、今の場所に留まらずに新しい挑戦を続けたいと思っています。ぜひ、お仕事でもそうじゃなくても、多種多様なご相談をお待ちしています。

最後に、とっくに出来ていたにも関わらず、自分の中で機を逃し続けて公開が今になってしまったことを、関わってくれたみんなにお詫びします。ほんとごめんなさい。引き続き、どうぞよろしくお願いします!

SHIPYARD